7月13日「経営者の集い」を開催。講師は、大垣市倫理法人会 会長・伊藤配管工業株式会社 専務取締役 伊藤和久様をお迎えしました。テーマ『倫理との出会い』。
6人兄弟の5番目に生まれ、高校の頃は休みの日に家業を手伝っていたが、大学を卒業してからは、家業を離れ、茅ヶ崎でサラリーマンをしていた。歳の離れた長男が市会議員に当選したのを機に、家業を手伝うようにと戻されました。その時が26歳で、家業をしながら、青年会議所活動にも取り組み、その頃結婚もしましたが、例会と称して、夜の飲み会に繰り出して、家庭を顧みず、厳しかった父からも何度も苦言を得た。そんな父が突然他界し、結婚生活も破綻し、離婚をしてしまいました。落ち込むだけ落ち込みましたが、何とかしなければと、青年会議所の研修船での10日間のセミナーに参加。そんな中で、気持ちを切り替えることが出来た。青年会議所では、犬猿の仲であった仲間の一人が、倫理法人会の入会に熱心に誘われ、嫌ではあったが、こいつに頭を下げられたらとの思いで、入会、即副会長就任。その頃2度目の結婚をしました。2度目の結婚にもうまく行かないことがあり、犬猿の中であった彼のお母さんが、倫理活動に熱心で、「何でもスナオにハイと受けてみたら・・・」の一言で、倫理にも熱心に取り組め、妻との関係を修復できた。
会長に就任し、ただモーニングセミナーに出席して、会長挨拶だけをしてれば良いかと思っているだけで、活動を何もしてなかっことで、会は衰退して行きました。各役員からは突き上げをくらい、逃げたい気持ちでいっぱいでした。「本物はやっただけの価値を知っている。偽物は、口だけ。」のセミナーでの話しから、逃げないで、諦めないで、普及に取り組む姿勢が出来た。
翌朝は同講師でのモーニングセミナー『倫理法人会に入って』。
一回目の結婚に失敗し、父が他界し、不安を感じていた時に青年会議所で、犬猿の仲であった彼が、頭を下げて来たので、倫理法人会に入会。何でも、タイミングがあるようで、倫理法人会の入会もタイミングが合っていたようです。人前で話すのが大の苦手な私が、会長に就任して、モーニングセミナーでの会長挨拶で少しずつ話せるようになって行った。ゆるい気持ちで会長を受けて、一年過ぎてみると、ただやってるだけのモーニングセミナーで、目標どころか、会員は減って行った。メンバーや妻からも突き上げがあり、役職から逃げようと思ったが、倫理法人会で本物の活動をしなければ、これからの自分は無いとの思いから、顔つきも変わって来た。倫理指導では、会長挨拶ででは、受け売りの話しをせず、自分の体験を話す事。父の仏前に、朝晩あいさつをする事。それをする事で変わって来ました。一歩踏み出せば何かが変わる。行動に移す、声を掛ける。つまづいた時が、変われるチャンス。