8月11日のモーニングセミナーはDVD研修は予定を変更して、川崎康雄参与の「万人幸福の栞解説、第11条前編」。
純粋倫理を学ぶためのバイブル「万人幸福の栞」の11条は、万物生々。冒頭に、『物は生きている』と言ったら、半分は『そうだ』と言い、半分は『そうではない』と言うであろう。しかし、物はすべて生きている。とあり、これは、すべて目に見えない力でつながっている「全一統体の原理」の物に対する原理、「物心一如の原理」のことで、すべての物は生きており、その物に接し、扱う人の心と一如であるという法則である。
物質の本質は分子から出来ていて、その分子は百種類余りの原子から出来上がっている。原子は電子、陽子、中性子、中間子などの素粒子から成り立っている。その素粒子は、目に見えない分野で流動し活動を続けているのが物質の正体である。いま一つ、重大な物質の本質は、「物は生きている」「物は天与のものである」ことである。物に対する正しい心構えや、取り扱い方の、物を活かす道は、(1)喜んで受ける。(2)心をこめて大切に扱う。(3)十分に働かす。でないと、物に見捨てられる。死蔵せずに、愛情をそそいでいくことである。