12月13日名古屋市中区倫理法人会モーニングセミナーは、有限会社ガナス 代表取締役・
名古屋市南区倫理法人会 会長 長屋 一郎 様を迎え、『過去を振り返る』をテーマに講話して頂きました。
どちらかというと、恥ずかしがりやで照れ屋です。過去が現在の自分を創っているのでしょう。
倫理との出会いは、10年前程、生涯局の家庭倫理の会のパンフレットに目が止まり、当時の実践部活動の朝の勉強会に参加しました。求めるものがここにあるかもしれないと思い、違和感は感じませんでした。法人部門もあることを知り、倫理法人会に入会しました。
会社名のガナスはスペイン語で、「力強く学ぶ!」ことで、TVで放映されていた海外取材番組で知り、大切にしたい思いであると感じ、独立し、美容室を経営する時に名付けました。
両親は共に、知能的障害者です。父は小児マヒの後遺症で頭を使うことが苦手で、力仕事して家族を支えていてくれ、信仰心は深かった。母は時々奇声を発し近所に迷惑をかけたこともあり、家事を満足には出来ない。貧困の生活で、食事や、昼食の弁当も満たされた生活ではなかった。中学を卒業後、田舎から都会に出て、見るものすべてが目新しかった。わけもわからず、一時は一宮で繊維関係の仕事につくのかと思いきや、叔母のすすめられ、美容の道に進みました。美容学校を出て、17歳で美容免許が取れた時の喜びは大きかった。いつか自分の店を持ちたいと夢を持ちながらも、修行の厳しさで挫折の繰り返しであった。27歳で念願の店を持つことが出来たが、世間の厳しさがわからず、ヤクザにだまされたこともあり、仕事探しに出掛けた先で、人生の師匠に出会う。再起出来たのもこの人のおかげである。
人生は、突き詰めてみれば喜びがいっぱいあります。右手に倫理、左手に人生の師匠を持って、進むしかない。親の恩や徳に宿っています。私は運が良かった。