1月30日法人レクチャラー・三重県倫理法人会 事務長 杉本敏之様を迎え「経営者の集い」開催。テーマ『人生これから倫理と共に』。
倫理は元気な返事の「ハイッ!」の実践一つでも素晴らしい。国会答弁では、呼ばれても返事をしていない。「ハイ」は「拝」であり、全てを受け入れ、倫理でよい話しを聴き、世の人にも知らしめ、自らも実践する。
平成19年に法人レクチャラーを受けて、何も実践らしいことをしていないので、レクチャラーとして何を話せば良いのか思い浮かばなかった。とにかく出来ることから実践してみようと思ったことが、はきものを揃えることです。どこへ行っても徹底的にする。お客様の玄関で、会合の入口で、会社でと、これまでに何千足と揃えてきました。もう一つの実践は、一日一個ゴミを拾うことです。一人が一個拾えば大きな数字になる。拾い続けると一日一個では済まなくなる。実践は「よいことを、決心して、喜んで、積極的に」することです。
昭和27年に生まれた時は、産声を上げなかったので、お産婆さんに冷水とお湯に交互に浸けられてやっと産声を上げた今の命があります。しかし、歳を重ねるだんだんに我がままになり、生命保険業につき一人親方の自分は仕事のことしか考えていなくて、家庭を置き去りにした時、中三の息子に異変が起きて来た。不都合な事を起こすと飛んで帰り、力づくで自分の思い通りにしようとした。また、妻にガンが見つかり、妻に対して迷惑をかけて来たことを反省。倫理でいう「夫婦対鏡」の実践に努め、妻の喜ぶことをし、全部受け入れる決心をしました。今では、妻はガンになる前より元気になった。家族の時間を大切にするために早く帰り、一緒に食事をする。
自治会での神社の再建にも偶然に関わることができ、連鎖の体験をする。神仏に感謝する。実践は徹底的にする。
翌朝のモーニングセミナーも杉本敏之様を迎え、テーマ『人生は岐路の連続』。
健全なる経営は、健全なる家庭にある。健全な家庭の十ヵ条は、
(1)気持ちの良いあいさつがで来ていますか?
(2)妻と一緒にお風呂に入っていますか?
(3)一緒に食事をしていますか?
(4)一緒の布団で寝ていますか?
(5)今日の体験の楽しい話をしていますか?
(6)共通普遍の目的を持っていますか?
(7)体に触れていますか?
(8)一日一回誉めていますか?
(9)出張の時、お土産を買ってきますか?
(10)出掛ける時、お小遣いを上げていますか?
この話を聴き、2003年から実践しています。家庭は事業経営の基盤です。
全盛は出会いであり、一期一会を大切にする。人間として生まれてくる確率は70兆分の1です。25代遡れば、33,554,432人の親が居て、今の自分がある。これを思うと家族と命を疎かに出来ない。家庭は人間教育の道場である。一家団欒という言葉が死語になりつつある。同じ釜の飯を食べるところに、不良の子は育たない。
保険屋に転職するにも、大反対を押し切ってやって来たからにはと、家族を置き去りにして来たが、倫理によって反省できたから今の家族がある。仕事の営業のことも、倫理普及のことも、家族のことも、倫理の思いを持って取り掛かるようにしています。