5月20日グランコート名古屋にて、(株)プレシャス・マミー 谷あゆみ様を講師に迎え、「女性セミナー」を開催。動員目標を上回る270名余りが参加。
第1部「東大脳らくらく子育て術」。講師自身の体験から、「勉強しなさい」とか言ったことがない。塾なし、手間なし、すべり止めなしで、東大現役合格した子育を経験。タイトルの東大脳とは、東大に合格することが目的とした意味ではなく、自立した子を育てることです。その三つのステップは、(1)乳幼児期は、徹底的に関わる。(2)小学校期は、セルフイメージを高める。(3)中・高校期は、放っておく(手出し口出しをしない)ことですが、これが意外と難しい。
(1)乳幼児期の0歳から1歳頃は、脳が一番発達する時期で、脳の質を良くするには、メロンの皮の柄のような情報網をたくさん造っておくことで、それには、五感の刺激をまんべんなくすること。それは1歳までにほとんど出来てしまう。ですから、0歳から1歳頃には、たくさんおしゃべりをして話し掛ける。外に散歩に出る。外で遊ぶ。読み聞かせを、感情をこめてする。赤ちゃんの身体を触って遊ぶ。くすぐったり、触覚を刺激する遊びに反応したら、誉めてあげる。2歳から5歳になると、言葉や文字を覚えて来ます。数と数字の関係を具体的に感覚的に示して覚えるようにする。2+3は5であるが、2個有るものと3個有るものとで5になることを積み木や絵で遊びながら教える。読み聞かせ、歌を聞かせることで、五感の発達を促せる。また、生活のリヅムを正すこと。この時間には食事をするとか、勉強をするとかの習慣をつけ、大人の勝手なリズムを押し付けない。バランスの良い食事をとる習慣も大切。夜遅くまで塾漬けの生活はおかしい。子供は遊ぶことが大切、外で遊ばせる。
(2)小学校期は、セルフイメージを高める事が大切で、人はセルフイメージの通りに行動しますから、セルフイメージの通りの人生になって行きます。小学校期に、私は賢いと思った子と、私はダメな子だ思った子で、将来は大きく変わってしまいますから、セルフイメージを高めることです。セルフイメージが表面的に見えている、顕在一色に有るのではなく、表面的には見えてなく、自分を作り出している90%を占める、潜在意識の中にあります。子供のセルフイメージは、親の言葉から成り立っています。ですから、子供の良いと頃を見つけて誉める。そうすると、子供自身が、自分は出来る子だと思って、自分で頑張る子になる。スポーツの出来る子はスポーツ。勉強が好きな子は勉強に励むようになる。子供のセルフイメージを高めるのは、親です。
(3)中・高校期は、ほおっておく。子は親の背中を見て育つのだから、夢のある子供にするには、親が夢を持つこと。子供に依存しないこと。口を出すより、背中で見せる。子供は見ているものです。子供は、親をウザいと言って来ます。子から見たら、親がウザいのは当たり前ですから、それを認める。あまり親らしくしないこと、時には子供を頼ってみる。そして大切なことは、自分と子供は違う人格であるということです。子供は自分を超える存在だと信じることです。
第2部「人生はいつからだって変えられる!」を都合により拝聴出来ませんでした。