7月24日名古屋市中区・西区・中川区倫理法人会、共同主催による、「合同ナイトセミナー」をウィルあいちにて、公益社団法人 修養団 伊勢道場 寺岡賢様を講師に迎え、「美しい心 日本の心」〜神話に学ぶやまとのこころ〜、を開催。
伊勢神宮は、単に“神宮”というのが正式な名称です。天照大神が祀られていて、皇室の御祖神であり、約二千年の歴史がある世界に類を見ない、やまとの国をおさめる象徴ともいえる。やまと言葉(日本語)には、みな意味がある。言葉の発音からして意味がありそこに、文字を後から付けらた。気(き)が多く集まるから“きた(北)”。五体満足と言われる五体は、“頭”“胴”“手”“足”に“魂”を入れて“五体”で、“頭”“胴”“手”“足”が亡くなると“したい(死体)”であり、魂は残っているのです。
私たちは、今ここに生かされていますが、二十代遡ると百万人の両親になり、一人がかけても今の自分はいない。二十七代遡れば一億人の先祖になり、日本人口にせまる。先祖の血、みんな集めて子は生まれてくるのです。命の流れがこれからも続いていくからこそ、汚れたものを流してはならない。世界各国の王室は争いによって地位を得てきたが、日本の国は調和によって成り立っているからこそ、皇室の歴史が神武天皇から現在まで125代までの歴史が残っているのは日本国だけ。「うしはく」が戦いであり、「しらす」の調和によって治められて来たからである。ですから、震災時でも暴動が起こらない日本人の素晴らしさが、世界中が認めた。日本人は家族の絆が強いことを知って、日本の強さを戦後連合軍によって、骨抜きにされてきた。連合軍によって、日本の歴史を教えられなかった。神話を語ってこなかった。やまとのこころは、やまとの和のこころ受け入れるこころ。これを復活させることです。
過去が咲いている今。偶然の積み重ねが今。未来の蕾でいっぱいの今。病気することも、事故を起こすことも、その時は憂いても悪いことではないのです。病気をするのは優しくなるため、事故に会うのは謙虚になるため。すべて必然の中で生きているのなら、嬉しいことだけ喜びだけでなく、起きてくることすべてに喜びを感じる。起きてくることに仕を合わす、それがしあわせ(幸せ)。
目の前に起こりしことはすべてみな、御親の愛の仕込みなり。苦を通して自分が成長する。出逢いを通して自分に出逢う。苦をよろこぼう、苦をいただこう。家族を大切にする。総てを感謝し、つねによろこび、たえず祈る。神宮で行なわれる“神嘗祭”、皇室で行なわれる“新嘗祭”も全国民に向けての恵みの祈り。天皇は毎朝、国民を代表して平安であるよう、祈られています。この国に生まれたことに誇りを持っていく。二千年の歴史を持つ日本。素晴らしい国民性、過去に学ぶ歴史に学び、継承していきましょう。
一時間半の予定が15分程オバーする熱弁に、参加者は感銘を受けました。
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