6月9日のモーニングセミナーは豊田市中央倫理法人会 会長 原田信雄・幹事 原田かな子の両名の二人演劇「夫婦は一対の反射鏡」
36歳の時、前妻は二年間の闘病生活の末に亡くなり、中二と小六の二人の子供がいた。会社を経営しており周囲からは、何とか結婚させなければと紹介してもらったのが、かな子さんでした。
かな子さんと会って、話しが進み子供を連れて遊園地へ遊びに行くことになった。かな子さんは手作り弁当を持っていくことになったが、当日かな子さんのお姉さんに弁当作りを手伝ってもらって、四人で遊園地に遊びに行くことができた。楽しい一日を過ごせたが、娘は家のことは私がやるからと結婚に反対。息子は新しいお母さんが欲しいと賛成。
何とか、結婚にこぎつけ新婚旅行から帰ると、かな子さんのことを子供たちが「お母さん」と呼んでくれとても嬉しかった。きっと新婚旅行に行っている間に、子供達で話し合ったことでしょう。
結婚の当初はうまくいくが、次第に主人の帰りが遅くなり不信感を持つようになった。言い争いもした。こんな繰り返しをしていてはいけないと、夫婦は一対の反射鏡と傲慢さを反省。
椿大社の禊を体験し身を清め、家の中の整理整頓をするようにした。
朝起き会(倫理研究所 生涯局の早朝5時からの勉強会「朝の集い」(現在は「おはよう倫理塾」)、を教えてもらい夫婦で参加し。夫婦愛和の大切さを学び、家内が変わる。自分の傲慢さを少しずつ変わっていく。
夫婦の心が一致すると、事業も成長していく。そろそろ息子を後継者にと、修行にと他企業に預けた。しばらくすると息子はその会社を辞めてしまっていたことが判明。息子に会いに行くが、異業種をやりたい意思は強かったので諦めて帰ってきた。
帰社して、専務に相談すると、何とかしますと言って、私が病気になった事にして、息子を呼び戻した。
病気が嘘だとわかると、息子は落胆したが刈谷店を開業させ、店を任せる事にした。しかし売り上げが伸びずにその後閉鎖する事になる。
その頃、倫理法人会に入会。後継者倫理塾がある事を知り、塾長に説得してもらい、息子が後継者塾に入塾してくれ嬉しかった。卒塾する頃には、息子が変わった。本当に仕事をやる気になってくれた。お蔭で、創業40年で社長を交代することができました。
息子が変わった恩返しで、突然、倫理法人会の会長を受けることなった。今思えば有り難い事である。
夫婦は心を一致し、夫に感謝し、妻に感謝し、社員に感謝して、感謝の輪を広げていく事だと誓う。