11月7日モーニングセミナーは名古屋市中央倫理法人会 会員・(株)エスワイフード 代表取締役 山本久美様「運命を素直に受け入れること」
幼い頃からオテンバで負けず嫌いなところがあり、木に登ってスカートがひかかって降りられなくなり、宙吊り状態でスカートを破いたこともある。
学生時代はスポーツが好きでバスケットボールをして教員になってからもバスケットを教えていた。そして培ってきたことが
◆素直に言われたことを受け入れること。
◆見て、真似をすること。
◆時間を上手に使うこと。
中学では、強豪チームに誘われ断り続けたが、バレーボールをするつもりが、結局バスケットボール部に入った。
誘われた時の優しさとは違って、監督は怖くて先輩も厳しかった。学校から自宅が近くて鍵当番で早くから登校したことで、その時間に練習するとが出来てレギュラーに入ることができた。
指を骨折して、レギュラーから外れ監督から「おまえはいらないから」と言われた。私より身長があり有利な控え選手がいたからである。しかし、悔しい思いで発奮して、動く方の手での練習と、太ることにないように体力維持することに努力しました。お陰でレギュラーに復帰する事が出来た。その後のバスケット人生は充実して、教員時代にバスケット部を受け持ち全国優勝に導いたこともある。
監督から「おまえはいらない」と言われたことによって、負けず嫌いの性格で、おかれた環境の中で努力することができた。
会長が急逝し、受け入れがたくパニック状態でした。そんな中で、「あなたが会社をやらなければダメだ」と言ってくる知人がいて、この人は何んてことを言ってくるのだと思った、今の私には、家族が一番だと思い、会社のことなんか考えられる状態でした。
しかし、5日後には会社に出掛けて行きましたが、私がやらねばならないという事はなかった。
これが運命と受け入れて行くしかなかった。でも中途半端な関わり嫌だったので、どうせやるなら社員と同じ空間でやりたかったので、会社に入りました。
経営のことはわからないことばかりです。
わからないことは聞く。
会社を休まないようにしよう。と、心に決めて会社に入り社員には、「歳をとった新入社員だと思って付き合ってくださいと。」と伝えた。
社員は私をよそ者扱いせずに、会長の縁をそのまま付き合ってくれ感謝しても仕切れないことで、会長の偉大さを知りました。
組織づくりでは、ボトモアップで理念を考えました。
〈ミッション〉
世界を変える Teba&Peace
私たちは、1本の手羽先からひとりでも多くの人を笑顔にし、幸せにする事で世界を変えていきます。
〈ビジョン1〉
100店舗・100億円・100年企業
企業として第一に優先すべきは「永遠の繁栄」であり、企業として「存続」です。着実に直営100店舗・売上100億円を達成し・100年企業を目指します。
〈ビジョン2〉
やまびこ日本一 〜増やせリテーバー〜(リテーバーは造語で再び手羽先を食べにきていただけること)
「やまびこ」とは再来店していただく事。
「リテーバー」とは再来店されるお客様の事。
我々が提供するサービスの評価のひとつが、お客様に再来店していただけるかどうか。リテーバーを増やし、やまびこ日本一をめざします。
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社員が自分で考え、取引先様からのアドバイスを生かす。
何も知らない、何も持っていないところから、受け入れる事ができる。
本当の答えは見つかっていないが、背伸びや無理をせず社員とゆっくりすすむ。
会長がいなくなっても、運命として受け入れ、すすむだけです。
128社138名の参加。
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