12月18日、角田恭恵法人スーパーバイザーをお迎えし、テキスト研修『自他共尊』。「共命之鳥(ぐみょうしちょう)」美しい羽毛をもち、きれいな声で鳴く鳥がいます。体が一つで頭が二つある奇妙な鳥です。頭が二つあるため喧嘩が絶えません。片方の頭が間違えて毒を食べたことで苦しんでいることを、もう片方の頭は喜んでいたが身体が一つであるために同じように苦しむことになる、お話しがあります。人は別々であるということではなく、人は鏡であるということ。自分の心が全てである。自分の心は「人」に対しては鏡である。「物」に対しては、扱う人の心が反映する。「肉体」は心の通りに変わる。「自然」に対しては変わらないものに不足不満を思うものである。奇跡の星といわれる地球は、太陽から丁度バランス良い位置にあり、太陽エネルギーから与えられる第六感の「気づき」は6番目の感覚というものではなく超感覚である。その気づきを得るために、心を明るく活き活きとさせる。気づきの第一歩は目覚めですから目が覚めたらサッと起きる。大宇宙生命の無限の愛によって全てのものが生成発展して行くようになっています。それが、我がままになって朝寝坊をしてしまっている始末です。
10代遡れば2,000人の先祖様。20代遡れば209万人。25代に遡ればおよそ700年前になり、およそ6,700万人の先祖様になり、誰一人欠けても今の自分は居ない。そのいのちに感謝する。己を尊ぶ。
翌朝のモーニングセミナーのテーマは『恩意識を高める』
倫理歴24・5年。夫の会社倒産から、倫理を学ぶ切っ掛けになった。倫理を学び、当たり前ことで見過ごしてしまいがちなことを、倒産によって気づかせて頂けた。夫が起業して、会社はトントン拍子で順調に伸びる。そこに落とし穴があり、連帯保証で倒産。取り立てが厳しくて、逃げるような生活をして、部屋の後片付けしていたら、倫理研究所発刊の月刊紙「新世」が出て来た。誰からか頂いたもので、パラパラとめくると・・・苦難は幸福の門。苦難が大きければ大きいほど良い・・・と書いてある。これが倫理との出会いになります。この言葉に興味を持ち“朝の集い”(一般生涯局の朝の毎日の勉強会)に通うようになりました。朝5時からの勉強会とは考えても見なかったことで、夫をすべてよいと受け止めるように教えらるが、夫の欠点ばかり見ていた自分に気がつき、何でも受容する「ハイッ!」の実践と、発動の挨拶の実践をするようにしました。
自分のためにだけしていた働きを、世のために働くようになって会社は再起し回復に向かって行く。朝一番のトイレ清掃・道路清掃など、どうせするなら明るく喜んでする。親孝行のために借金までして新築する。その時の棟梁の、行き届いた清掃と丁寧な仕事ぶりも、見えなくなってしまう土台に心を入れて行くという言葉に心を打たれる。
恩意識を高め、親のために親孝行するのではなく、自分のためにするのである。親孝行を家族ですることにより、家庭がよくなり、高校を中退してしまった長男も、今では自分の道を見つけ自立して行ってくれている。
恩意識を高めることにより、周りが今までと変わってくる。
何事も明るく喜んでする!