【今月の言葉】
倫理法人会活動は宗教と間違って受け取られる事があります。信条の二番目には「我々は一宗一派に執せぬ高き信仰と、道義の実践とを、生活の両翼といたします。」と掲げています。邪教でないそれぞれの宗教の信仰心を高めることも大切な事であります。現代は信仰心が薄らいでいることが、思いも及ばぬ悲惨な事件が起きる要因であるといえます。信仰心は目に見えないものに対して恩意識を持ち、自他ともに幸福になる正しい祈りでなくてはならないのです。墓参によって、親先祖を大切にすることは、自分自身の生命に感謝し生命をより充実することにほかなりません。墓を大切にすることは、自分を大切にすることです。
かつての日本文化は太陽に拝み、山に拝み、作物に拝み、夕日や満月に拝んだものです。そこには神が存在したと考えているからです。正月の初詣、お彼岸とお盆のお墓参り、秋祭り、クリスマス。現在はハロウィンなど、宗教行事を遊び感覚で取り入れられていますが、信仰心の意義も考えてみたいものです。
このようなことを聞くと宗教に間違えられるのだと思いますが、便利さと目先の損得だけを優先して、宗教でも何でもない、当たり前の事が忘れている。モーニングセミナーに参加して、その事に気づき、嫌っていた亡き父の墓参にその足ですぐ行き、事業が好転して行った実例もあります。モーニングセミナーは早朝の学びだからこそ、新鮮な気づきがスナオに得られます。あとは実行あるのみ。