【今月の言葉】
水間博志氏は民間パイロット42年間、戦中戦後に渡って19,003時間の飛行の軌跡をふりかえって、危機的状況に何度か遭って何度も助けられたのは、天のご加護のおかげだとしか考えられないと感謝されている。戦中は飛行機のエンジンが停止し急降下、地上10mぐらいで奇跡的にエンジンがかかり助かったこと。兵器を持たない輸送機で要人を運ぶ途中、敵機に遭遇、機転をきかせ海面すれすれまで降下して飛行を試みると、敵機は海面に突っ込んで行ったこと等の経験がある。
危機的状態を脱するには、常に人間性を磨くことにある、と臆病者だったと語る水間氏は断言される。