9月29日イブニングセミナーの幹部研修は「倫理の実践とは」をテーマに、角田恭恵法人スーパーバイザーの講義でした。
平成22年度がスタートし役職辞令を受けられました。役職ともなりましと、それに対してお金も時間も余分に使うことになります。それらで、報酬を貰うことなくすべて奉仕です。しかし役職によって学ぶことはそれ以上に大きなモノがあります。この事で、自己革新して変わろうとするすることができるのです。是非、辞令は額に入れて飾って頂きたい。
私達の目指すものは、ただの金儲けではなく、倫理経営である。金融の「融」の字は、とける意味です。穀物を煮炊きし溢れ溶け放置して腐食して虫がついたた様を表しているのです。金にとらわれると腐って虫がついてしまうのです。現代はそんな時代かも知れません。倫理法人会で、倫理を学んだ事を実践することで、自己の向上に励む。そして、会社より先に明るい家庭をきずくことに重きをおきます。現代人は、時間があれば、近くの墓参をするより、海外旅行に行ってしまいます。倫理では先祖を大切にする事も教えられます。自分には、先祖様のDNAが脈々と受け継いで来ています。それを大切にする事は、自分を大切にする事になるのです。一日一日を感謝で暮らす事が大切で、知らず知らずのうちに不足不満に思ったり、差別・批判をして、表面的なことで左右されないことです。
何事にも、心を込める倫理の世界があります。日々を完全燃焼しようとして真心をそえていく。暖かい褒め言葉で見て行く。怒り・悲しみ・妬み・心配・不満の心ではなくスナオ(純情)になって行くこと。それが倫理の実践です。
翌朝のモーニングセミナーのテーマは「倫理実践は宝の山」。
主人の会社が、連帯保証人になっていて倒産してから倫理に出会いました。人のためにと思って良いことをしてたのに、何故こんなことになったのか、はい上がる気力もなく、夜逃げ同然で家を出る準備をしていると、誰から頂いたのか「新世」(論理研究所発行の生涯学習の月刊誌)が偶然にも出て来たのです。それが目に止まり、何となく読み進めると、こんな世界があるのだと思い、藁をもすがる思いで倫理を勉強するようになり、生活指導を受け、とにかく主人に会わせることを教えられました。主人の性でこんなことになったのに主人に合わせることなどできていませんでした。「ハイ」と合わせる実践によって、家庭が明るくなってきました。明るくなること、明朗が倫理実践の土台となります。明朗・愛和・喜働の倫理実践の基本で、まず、土台となる明朗を大きくすることで、愛和と喜働も大きくすることができます。自分の赤心を燃え立たせて行くと夫婦が良くなり、子供が良くなり、会社が良くなる。人脈も変わってきます。目標を高くすると、自分のまわりも変わってくる。