【今月の言葉】人間だけには自性があります。その自性はその人にとって自由である。進む方向に向けるか、退く方向にむけるか。よろこびの光明面に立つか、悲しみの暗黒面に坐るか。自分のためにのみ働くことも出来れば、世のため人のために喜んで働き続けることも出来る。自然の動きに順応してただそのまま進んで行きこともできるが、これに反抗して、我がままをし続けることも、自由である。人間の自性を、右に用いるか、左にやるかは自由であっても、結果はすべて自分持ちである。そうであるならば、光明面に立つのが倫理の方向です。それには人生の羅針盤があればわかりやすいと思います。羅針盤を持つ持たないも自由ですが、結果は自分持ち。羅針盤こそ倫理の学びです。あとは実践するのみ。