12月8日名古屋市中央倫理法人会、モーニングセミナーは日本ハグ協会 会長 高木さと子様を迎え『自分と人を幸せにするハグニケーション』をテーマに講話を頂きました。
たまたま隣に座った方も、運命の出会いなのです。そういう思いで接することで、人は温かく接することができます。そして、人はどうしたら輝くことが出来るのだろうと考えた時、人は一所懸命、夢に向かって行動している時に輝いていると、気づく。また、人はどうしたら動けるのか考えてみると三つの要素があることがわかりました。
1,わくわく感⇒おいしいラーメン屋さんあると知るとどんなに遠くても出掛けて行く人があります。わくわく感があるからです。
2,危機感⇒脅迫したり、怒ったりすればビックリして行動することもあります。即効性はありますが、継続は出来ない。
3,自己の重要感⇒これは人からしか与えてもらえないことで、あなたを見ていますよ!知っていますよ!という姿勢が大切です。
ハグは言葉がなくても伝わる。ハグは言葉を掛けること、握手をすることも同じである。本当は、自分をハグすること、自分を大切にすることが、人を大切にすることが出来るのです。
主人が末期癌の宣告を受け、人にはコミュニケーションの仕方を教えていた自分が、それが出来なくなってしまい自分に対して落ち込んでしまった。子供達にはいずれ分かることだから知らせずにおこうと思っていたが、主人は子供達を呼びつけ、いのちと向き合い、生き方を子供達に伝えてくれた。癌と思えないほど元気な闘病生活でしたが、主人は昨年の2月に亡くなりました。寂しさと抜け出すためには時間薬だと人は言いますが、心の思っていることを子供達に表現するのが下手で、家族の中でハグするようになりました。
ところが、中二の子が不登校になり、何で!との思いで、最初は危機感で強制的に学校へ行かせようと思い怒ったりもした。昼間からパジャマでうろうろしことが許せなかった。しかし、考え方を変え、この子を一年間は学校へ行かないのだと自分に言い聞かせると、肚も立たなくなり、認めることが出来るようになり、穏やかに接することが出来るようになった。本人から、話しがあるといって来た時は、「お!来たな〜!」と思い、何を話し出すのかと期待と不安。「お父さんがいなくなったことで寂しかったこと・・。そして、僕には夢がある!」夢があるなんて言葉に追求してみると、ゲーム音の作曲家ミュージックコンポーザーになりたい。確かにわくわく感があるのでその事を話す子は輝いていた。勉強しなくてもミュージックコンポーザーになることはできる。それを親が否定してしまったら落ち込むだけだと思いました。知人友人を尋ね、本職のミュージックコンポーザーを紹介してもらい、子供に合わせた。子供はわくわく感がいっぱいである。本職から、学びの必要性、社会経験の必要性を語られれば本人はやる気になり、翌日から学校へ行き始めた。遅れを取も戻すべくモリモリ勉強をしだしました。
子供は、コミュニケーションが下手だから、ことらから感じてあげること、自己の重要感を認めてあげることで、わくわく感を感じてあげることが出来る。経営者の方々は、社員い対しても同じであると思います。
ハグを、強制をしているわけではありません。日々毎日の小さな積み重ねが大切です。そこで日本流ハグの作法を考えてみましたので、実践してみて下さい。
(1)足を肩幅に開く
(2)目の前の人を心から大切に想う
(3)自分の一番の笑顔をプレゼント
(4)大きく両手を広げる
(5)相手が飛び込んで来るまで微笑む
注意!
もしも反応がなければ握手したり、おじぎをしたり工夫してね。
相手の好きなハグニケーションを選択してもらう。
これもハグです。
今回は、CBCテレビの取材があり、高木さと子様の活動が放映されることでしょう。モーニングセミナーの様子が映りますのでご期待ください。