12月26日のモーニングセミナーは、名古屋市中区倫理法人会 監査・株式会社SCR会長 大平 純市 様を講師に迎え、『私の帰国報告』〜 今回の海外出張について 〜。
6年前にサワコーの負債額を全額返済し、2年前にサワコーの株主の方々に残余財産を分配してから、米国と英国の投資家の方に直接お詫びをしたいという思いから、米国へ行きたいと思っていました。それと、米国公認会計士の取得の勉強と英語の語学力を高めたいという思いがありました。
以前は通訳を頼っての海外出張でしたが、今回は通訳なしでフィジーへ、三ヵ月間留学することにしました。
フィジーは英国英語ですが、私には語学を学ぶにはどちらでもよかったことと、米国や英国に比べ、米国公認会計士の留学コストが三分の一であることで、フィジー行きを決定しました。フィジーでは、現地の方とインド人中国人が多く、日本人を見ることは殆どありません。黒い肌の方が多く、最初は違和感を覚えましたがすぐに慣れ、とても親日的であります。英語を話す環境におきたくて、ホームステイをしました。とても明るい家庭、ナチュラルスピードで話されると、何を話しているのか最初は全然わかりませんでした。一週間ぐらいすると、そのスピードのリズムが心地よく感じるようになり、慣れてきました。ニュースでは日本の情報は殆どなくて、日本の存在感がないことを痛切に感じました。私のような60代では誰も学んでいる人がいませんでしたが、2015年には米国公認会計士にチャレンジしたいと思っています。うまく行くかどうかはわかりませんが、チャレンジ精神が大切だと思っています。