10月1日のモーニングセミナーは、菱信工業株式会社 取締役相談役・名古屋市中央倫理法人会 幹事 富田義信様「今、生きる」
終戦の時、私は7歳でした。その後父が急死してしまいました。父の顔も知らない妹と母も、後を追いかけるように亡くなる。そんな厳しい環境で育った私は、その時その場を、精一杯生きるようになっていました。
倫理法人会の縁も不思議なもので、「職場の教養」が素晴らしかったので、欲しくて倫理法人会を知り、参加してみたくなり、初めて参加したのが夜の飲み会でした。何という会だと思ったのですが、参加している方が素晴らし方々であったので入会してしまいました。朝のセミナーには参加するつもりはなかった。しかし、今年度幹事を拝命することになり、朝のモーニングセミナーも参加するようになりました。
中学生の頃は、新聞配達のアルバイト、資金を稼ぐために集金業務もするが、集金したお金を横領されてしまい、解雇されてしまいました。悔しかったが、お金を上げたのだと思えば気が楽になった。高校は夜学へ行き住み込みで働いた。その頃にフッとしたことから、自分しかできない役割と使命があることを知りました。気張って生きていた頃より、気持ちが楽になった。苦難は幸福の門である。
京セラの前身の京都セラミックを知り、どうしてもつながり欲しかったのでアポイントなしで訪問しました。諦めることなく地道に一週間通って、やっと納期のない仕事を引き受け、それをやり遂げたことで、つながりができた。京セラとの業績も上がり、稲盛和夫氏にもお会い出来るようになった。
稲盛和夫氏の言葉の「潜在意識まで透徹する程の熱意と願望を持って実現する。」を座右の銘にし、直筆のサインももらった。
負けてたまるかの精神で今日まできた。中村天風の誓詞を毎朝読み上げています。
「今日一日
怒らず 怖れず 悲しまず
正直 親切 愉快に
力と 勇気と 信念とをもって
自己の人生に対する責務を果たし
恒に平和と愛とを失わざる
立派な人間として生きることを
自分自身の厳かな誓いとする。」
今が絶好のチャンス!今こそが絶好のチャンスであると、肝に明示、
気力、体力で顔晴って生きたい。
参加者54名
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