3月24日のモーニングセミナーは、女性委員会推奨セミナー。講師に@Styling 代表・愛知県倫理法人会 女性委員会副委員長 稲川愛様「神様からの贈り物」
航空会社の客室乗務員をして、お寿司屋さんと結婚し毎日着物を着て女将さんとして働いていた。肩こりと思ってもなかなかな治らないので、精密検査して脳に腫瘍があることがわかり、すぐ入院し、手術を勧められた。注射もキラいな私は手術を拒みつずけた。それしか道がないとわかり、手術の経過次第では死をも覚悟しなければなかったことで、言葉がなかった。無事に手術が終わり、お寿司屋の一番忙しい年末に退院した。優しい主人は家事の一切やってくれていた。
その後、違和感を感じ、頭皮に水が溜まるようになり、最初の手術から三ヶ月後に再手術をすることになった。手術後めまいが酷くなった。その日から寝たきりで車椅子生活。不便な入院生活で早く退院したかったので、めまいと吐き気の中、自分の周辺のことは自分でできるようにリハビリし、無理やりに退院した。
退院後、自宅に戻ると、主人から離婚を宣告を受けることになる。1人になって命があることを悔やんで自殺を考えた。その時に届いていたメールに、「尊敬すべき幸福な人」の詩だった。
「尊敬すべき幸福な人」
逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず
心配しても始まらないことは心配せず
自分の力のないことは天に任せて
自分の心がけをよくして、根本から再生の努力をする人である。
ふまれても ふまれても 我はおきあがるなり
青空を見て微笑むなり。 (武者小路実篤)
自ら歩くことをしていなかったので、その日から車椅子を使わずに歩く事の努力をした。少しずつ歩けるようになった。
離婚をして自立を考えた。前職の経験を生かし、マナー教室を開設。そんな時に、稲沢市倫理法人会筧会長と出会い、倫理法人会のモーニングセミナーに参加し、変われるかもしれないと思い、3年前に入会。筧会長から、人前で講話したことない私に、自分のマイナス面を講話することを勧められ。私には神様はいないと思っていた人生。私の人生の辛かった経験は神様の贈り物だと、思えるようになった。主人の恨みは消えていなかったが、倫理指導を受けた。どんなに辛くても「ありがとう」を言うように教えていただきました。嫌々ながら、「ありがとう」を言っていたら、心の底からありがとうと思えるようになった。すべてのことが、神様からの贈り物だったのだと思えるようになった。