10月20日の経営者モーニングセミナーは、愛媛県松山にぎたつ倫理法人会 相談役・シュウブラディング株式会社 代表取締役 山本修様を講師に迎えテーマ「邂逅(かいこう)」
昨年11月11日に起業し、翌日名古屋に来て、初めて名古屋の倫理法人会のモーニングセミナーに参加しました。それ以来、名古屋の倫理の仲間とよくしてもらっている。
邂逅とは偶然の巡り合わせであり、出会いには、人も、モノ、出来事の巡り合わせがある。出来事では、受け入れることは出来ないことの巡り合わせもある。倫理法人会の会長を受けることになったが、役職もよくわからず私の配慮が欠けていた。専任幹事が役を降りてしまい、副専任幹事は退会してしまった。しかし、起きてくることを全て受け入れることが倫理。それには、徹底的に捨てる。捨ててスナオになることであるが、それができていないと事故が起きる。交通違反をする。妻とつまらぬことで喧嘩をした。私が謝らなければと思うのだか、謝るタイミング逃し、交通事故を起こすことになる。車を大切にし、物を大切にしていないので事故を起こし、50万円余りもかけて車は綺麗になってきた。
50万円も掛けないと反省できない自分が居る。
すべて巡り合わせである。「万人幸福の栞」5条に記してある通りのことをしてきた。“結婚の当時はうまくいったが心が離れ行ってしまった”典型のことをしていたのである。
血縁関係のない祖母を見舞いに行き、別れ際の握手を求められた。その握力の強さに、血縁関係はないが、何故か心が繋がりを感じることができた、不思議な巡り合わせである。
冨士高原研修所(富士研)のセミナーに参加し、講義の中の実習で父に手紙を書き、初めての体験であった。後日、父から「まだ時間はある」と、電話がかかってきた。意味がよく分からなかったが、毎年の正月に父には10分間しか話せなかったが、父に手紙を書いた以降は、30分話せるようなっていた。そんな私の変化に、周りも気づいていた。
自分の無力さを感じた。父を嫌い避けていた自分は、本当は父を好きではなかったのかと、思えるようになった。幼いころ添い寝をしてくれた父。流鏑馬の練習で怒られた以降、大嫌いになっていた。
そして、今の自分が娘に同じことをしていた。些細なことで娘を叱ったら、娘が家出をしてしまった。
見つかって帰って来た時、怒ることなく、抱きしめることが出来ている自分は、倫理を学んでいたお陰である。
それがために倫理を学んできたのかと、お陰様で思える。
小さな基本の積み重ねが、倫理である。
講話で話して自分の耳に入れることを、与えられことに意味がある。