2月8日「経営者の集い」
(一社)倫理研究所 法人レクチャラー.
・藤沢市倫理法人会 相談役・(株)長谷川商店 顧問 長谷川正明様
「この国の誇りかかげて」をテーマにお話ししていただきました。
永年倫理を学んできましたが、私は倫理はわかっていると思っていたので、実践していなかったので失敗が多い。
酒屋だった父の商売を幼い頃から手伝わされていた。御用聞きにいろいろな家庭を回って、その家庭の夫婦関係や家庭事情によって、夫婦愛和の家庭かどうかがわかってくる。やはり、倫理で学んだ通りだとわかってきた。
日本は縄文の時代から天災があり、助け合わないと生きていけないから、優しい心を持っている日本人ができてきた。普段この国を守るという意識がない。日本は素晴らしい精神文化を持っているから、今後も世界が認める、日本の精神文化を残していくためにも、この国を守って行かなければならない。
260年間鎖国の時代があって、独特の日本文化が育まれたのであろう。その後、明治維新で外国文化を受け入れる姿勢が出来たのかもしれない。
これからも、企業で倫理道徳を教育することは、必要不可欠です。純粋倫理によってスナオな人を育てる。「企業に倫理を!職場に心を!」にキャッチフレーズに「家庭に愛を!」が付け加えられ、企業においても、家庭のあり方が重要だということです。心が変われ家庭が変わる。
2月9日モーニングセミナーは「倫理は実践」
正明の名の「正」の字は「一」と「止」と、からできているので、一旦止まって動けといういみがあるそうで、親が名前をつけてくれた。しかし、私は自分勝手な事ばかりして来て、倫理を学びながらも、妻に迷惑を掛けてきた。
兵隊に行った父は、偶然にも戦地に行くことに選ばれなかったから帰ってこられた。もし戦地に行っていたら私は生まれてなかった。酒屋を始めた父を幼い頃から手伝った。その後店を継ぐことになる。
日本の歴史の根本に民主主義は、欧米から入ってきたのではなく、太古の時代ら根付いていたのである。聖徳太子の17条憲法からも読み取れる。
幼い頃は、風呂を沸かすにも多くの作業段階があった。まきを割り、水を運び、カマを焚く。今はスイッチを入れるだけで、簡単に風呂に入れる。世の中が便利になりすぎて感謝をすることさえ、できなくなって来ている。
父のおかげで、店を三店舗まで増やすことがでできた。夫婦で必死で働いた。倫理を学びをしていて、頭ではわかっていても夫婦で責めあったいた。倫理を学んでいても自らの実践に結びつけていなかった。息子には、店が忙しいので部屋に閉じ込めて育ててしまい、他人とコミュニケーションが取れない子に育ててしまった。儲け話が来て乗っても、人任せにしていて当初は儲かっていたが、次第に赤字になっていった。そんなことの繰り返しで、私の勝手な行動で振り回されてばかりなので、家内が家を出て行く準備をしていたのには驚きました。いてくれて当たり前だと思って感謝してなかった。
せっかく倫理を学んでいたのだから、倫理指導を受ければよかったらが、わかってるつもりで、受けることもなかったのが失敗だった。
夫婦仲も悪く、忙しいので自分の家では働きたくなかったので、外で働くようになった娘を亡くしてしまいました。まだ、店を改築する前だったので、自分を反省して、店の改築を止めるこにしました。それを進めていたら、店をダメにしていたかもしれない。娘が救ってくれたと、思えるようになった。
一般の倫理(生涯局)の朝5時から"朝の集い"に通って倫理を学び直しました。一般の倫理はご婦人方が多く参加されているので、妻の気持ちわかるようになっていった。
いつの時代も年齢に関係なく、学ぶことを忘れないことです。