11月15日のモーニングセミナーは、名古屋市熱田・港倫理法人会 幹事、株式会社サイトー 代表取締役社長 齋藤充廣様を講師に迎え、テーマ「天与を信じきる」
倫理を学んでからは、世の中には偶然はない。と思えることが起きて来る。生産設備の設計と製造をしています。倫理法人会入会後は、売上高は一緒ですが、営業利益が10倍になった。このことを倫理以外の所で言うと嘘だと思われる。
会社の顧問と母から勧められて、初めて倫理法人会のモーニングセミナーに参加。ハイに講話からその場で入会することになる。
父は台車の製造をしていて、溶接作業での要望でお客様からの要望でいろいろなものを作るようになった。ドイツ製の高額な製造ラインを国産で作れないかとはじめたのが父でした。
私は、空手の先生か警察官になりたかった。先輩が警察のイメージを悪くなる話ばかりをする。空手の先生は、経済状況が続かない。そんな話を聞いたからから夢を諦めて製造会社にコネで入社。警察官はいいよ!とか、空手の先生はおもしろいよ!という人に会っていたらそうはならなかったと思う。
その会社から中国に駐在して技術指導をしていて、日本の素晴らしさを実感。それから、周囲や父の要望で会社に戻ることになる。近親者の社長が急死し、継承問題から、父の勧めで急に私が33歳で社長になったが、イヤでイヤで仕方がなかった。当然、社員との関係も良くないから作業もうまくいかない。そんな時に、倫理法人会に入会し、熱田倫理法人会と港倫理法人会との合弁で名古屋市熱田・港倫理法人会になったときに、この人の勧めなら断れないと思い、後継者倫理塾に入塾。勧め方も上手くて、倫理塾の厳しさも知らずに入ったのが良かった。当初塾は月2日の頑張りでいいと思っていた。しかし日々の実践課題がある。父の勧めていたトイレ清掃もする意味がわからず拒否していた、父が腰を痛めて代わりにすることになるのも、倫理塾で教えてくださったこととリンクして来るから偶然ではなく必然と思えた。私がトイレ清掃をするようになり、その後から社員からも好感を持たれるようになった。
心理学が好きでそれをテクニックとして営業をしていた。しかし、倫理を学んでからはテクニックや技術ではなく、心の持ち方が大事であることが実感できる。
実践を通して、出会うべきして偶然が必然であって、倫理の七つの原理(全一統体の原理・発顕還元の原理・全個皆完の原理・存在の原理・対立の原理・易不易の原理・物境不離の原理)を知って活かす。運のいい人は、先に与えている。人のために無償 無欲の働きをしているから、返って来る。発顕還元の原理(振り子の原理)である。
こう言う話は倫理以外のところでは話しにくいが、結局は心である。
活力朝礼コンクールに参加することにより、それが目標になって活力朝礼を導入するチャンスにもなった。社内の雰囲気も変わって来た。
天与は必要で起きて来るから受け止めるだけ。
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