2月13日モーニングセミナーは名古屋市中央倫理法人会 副会長・株式会社ムカイ 代表取締役 向井 博様を講師に迎え、テーマ「ベトナム実習生受入れの真実」〜15年間受入れて感じたこと〜。
急激に増えている、外国人実習生などは、実質的には労働者とは受け入れられないのです。技能研修とか実習生とか留学生として受け入れているのです。
私は、15年前に以前の会社がダメになったので、父親との確執がありましたが、自動車の部品を扱う会社をはじめた。その時に実習生を受け入れることを考えましたが、重大な責任を持たなければならないことを教えられた。
父親の反対を押し切り、翌月にはベトナムへ行きました。ベトナムの貧しさの現実を知りました。日本の昭和40年代のような感じです。ベトナム人を雇うのは、安い賃金の魅力的であるが、面接をし親にも会って、親子のように接して親身になって面倒をみてあげることも大切なことです。日本語の勉強してベトナムへ帰国して現地の日系企業に就職できて成功している実例もある。
採用した親御さんにまで会って、接点を太くして行くことで信頼される。
実習生は帰国すれば家が建つほどであり、皆が日本へ行きたがる。
実習生受入の、優良企業になると三年が五年雇えることが出来る。優良企業になるためには実習生やその親のサポートがしっかりしているかどうかである。
ある程度の技能があると、日本語を学び、実習生として入国するが実際にには就労が主になっていることが問題視されているからこそサポートが重視されます。
送り出し機関には100万円の保証金がいる。実習生は返済に苦労しているのが現実です。
実際には安い賃金で働いていると思われているが、高卒と同じでそれを目標としている。安い賃金だけの目的で外国人を雇うと失敗する。相手が喜ぶことを提供するようにする。面倒見を良くすることをしないと失敗する。
年間2000人もの外国人が失踪する。安い賃金で働かされ、保証金の返済に届かないので、環境の良いところへと思うのですが、そこでまた悪徳業者に騙されたりする。
これからは、外国人労働者との関係を良くしていかないと、日本が信頼されなくなり、経済に響いてきます。
経営者は倫理経営を学び、就労者との関係改善に努めていかなければならない。
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