4月25日のモーニングセミナーは、「我が国の医療政策」と題してな名古屋市中央倫理法人会 会員でもあり、愛知学院大学歯学部眼科教授(非常勤)・民進党愛知県第1区総支部長、吉田統彦様。
誰でも安全で安くて良い医療を受けたいと思っています。日本の医療はコストパホーマンスでは世界一位である。しかし、GDPでの比率では総合医療費は先進国では最低である。
日本での病院の待ち時間が長いことで有名である。待ちが3時間で診察が3分なんてことがある。アメリカは待ち時間は短いし、じっくり診察する。
診療費は保険があるから日本は安いが、アメリカは保険が無いから高い。
日本では専門医は待てば短期間で掛かれるが、アメリカでは専門医に診てもらうには早くても二ヶ月先である。日本は丁寧で、アメリカは治療に対して自己責任である。日本の入院費は安く、アメリカは高い。手術費も日本は、研究医だろうが高度な知識を持った医師でも誰がやっても同じで安い。アメリカは技術料であるから、医師の言い値であるから高価である。
安全で良い医療を受けたいが、日本では医療従事者が忙しいし、最新の医療に保険は困難なことが多い。過疎地で医者がいない。空き部屋がなく入院がままならない。医療費がかかりすぎている。
医者を増やしても医療費が増えるだけでダメです。
日本は医療による被曝が世界一で、検査による被曝で障害になっている場合がある。しかし、医療訴訟しても患者が負ける率が高い。
医療機器が赤字で国内での開発が進んでいなく、海外モノに依存している。良い医療機器を開発して日本で広めてないので、高い医療費になってしまっている。
医者を増やしても、維持するのに医療費が増えることになる。
必要な科の専門医を増やすことが急務である。救急車の有効使用を増やし、民間医療を使うようにする。総合病院に集中しすぎである。人口が減っても入院が増えているのが現実です。救急車で運ばれる高齢者が増えている。救急車の有効利用が無視されると、救急車の有料化が考えられる。
医療費が高額化、介護医療の削減されてきている。医療費の自己負担が増えていることも知って頂きたい。
ですから、予防医療を重点におけるような転換が、一人一人の責任でして行かなければならない。
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