【今月のことば】
家族や社員と理解し合うことは大切なことです。理解というと、すでに自分が持っている考えを基準にしがちだから、理解しようとすればする程離れてしまう。理解の前に共感の心あり。相手のハートや人間性を受け止め、思いやり、その時々の状況を的確に察する心が自分になければ、充分な理解とはなりません。
共感力を高めるために、「人の話をよく聴く」ことです。現代人は自己主張が強くなり自分が話すことには一所懸命でも、相手の話を心から聴いていません。ほとんどの人は聴くより話をするほうが好きなのではありませんか。話ベタと言う人も、本心は話したい、話を聴いてもらいたいでしょう。
人から好かれる話し上手な人は、たいがい聴き上手です。聴くことの大切さを知っていると、話し上手になれます。(家族をよくする-心の沙漠化を防ぐために-)より
モーニングセミナーで一心に話を聴く、真剣に耳を傾ける訓練が聴き上手になって、人間関係が格段とよくなっていくことでしょう