大勢のご参加、ありがとうございます。

ゴールデンンウイーク4月30日にもかかわらず、星城大学事務局長 今村裕氏を講師に迎えサンデーモーニングセミナー開催。テーマは『超変化の時代に克つ経営リノベーション』。氏は、母校の中京大学に25年間勤まれた後、明徳短期大学に移られ、最終的には学生数が48名になり、新規はゼロになってしまう大学を四年制大学の星城大学に蘇らせ、建物や立地条件ではない、必要とされる人材の育成と、求められる大学像を探求し、今では1,600名の生徒数を誇るまでになった。

静かに話される口調には、奥深さががあり、信念がうかがえる。
以前は大学を立ち上げることは難しいことであった。平成4年に大学設立の規制緩和があり200余りの大学が新設された。少子化が進み大学には入りやすくなり、学生が大学を選ぶ時代になった。その分大学経営は非常に厳しくなり、廃校に追い込まれる大学もある。ある面、教員の地位を守るために戦略的に劣って来たこともある。その戦略を考察するに氏は、3時に起床、4時には大学入りし7時まで戦略を練る。ですからサンデーモーニングセミナーが朝6時からと心配されましたが、私にとっては遅いくらいである。朝早いのは余裕がある。この余裕の時間を一年でみても、得するところが非常に大きい。
まずはとにかく、相手に好印象を与えることである。話し方、身だしなみを大切にする。会社にあっては、受付の対処が決め手だある。そして、組織が大きくなれば、官僚的になり、対策の対処は遅れやすくなってくることに気をつける。優秀な人材はあっても、「人をまとめる」人材が乏しい。「人をまとめる」人材に注目すべきである。「人をまとめれる人」は、フットワークがいい人、若く見られる人、そしてハート♡である。星城大学には教科書はありません。各個人にノートパソコンを持たせ一週間ごとにダウンロードし、それも公開されており、だれでも見られる。教員はカリュクラムが自己満足になっていないか、評価を他に求めることができる。教員の任期5年の任期制度を導入。これも新鮮である。

画期的な学生数増員に各学校や企業からの訪問が今では419社になる。そんなに情報を公開しても大丈夫なのかという声も聞かれるが、大丈夫である。情報は囲まない方がいい。情報は出しただけ入ってくる。情報は、発信しなければ入ってこない。
思い起こせば、倫理的には間違ったことをして来たかもしれないが、自分が信じた通りに生きて来た。ストレス・壁の連続であるが「勝負はすべてやってみなければわからない!」古い体質の「固定観念にとらわれない」。
そんなことを経営に活かしてください。
モーニングセミナー会場の外には、新緑におおわれた名古屋城が望まれました。

次回のモーニングセミナーもお楽しみに!!