夏も終わりに近づくと「疲れ」を残している人が多くなります。
「感謝は最高のエネルギー」に成ります。働けること、身体が動かせることに感謝の「ありがとう!」を言葉に出して行ってみましょう。「疲れた〜」と言っているより回復力が早いのは確かです。
「疲れた〜」と言っているより、支えてくれている身体に「ありがとう!」働けることがお陰で「楽しかった!」と言ってみることです。
そして、「疲れ」の正体を知らないと、あなたはずっと疲れたままである。
【脳の疲れにはコレが効く!】
疲れた脳を休ませる最良の方法は、もちろん睡眠。徹夜のような状態が数日つ
づき、本当に脳がクタクタに疲れたときなど、眠りこけて目覚めたときには、
15時間以上眠っていたということもある。それだけ眠ると、脳の疲れがとれて、
スッキリした気分になるものだ。
しかし、事情によってはゆっくり寝ているヒマもないときがあるが、そんなと
きでも10分から15分、脳の疲れをとるための時間をつくると、能率はずいぶん
ちがってくる。
具体的には、散歩をしたり、好きな音楽を聞いたり、ただ黙って目を閉じてい
るだけでも、脳の疲れはとれていく。さらに、星や遠くの景色を眺めたり、マ
ンガを読んでも、脳の状態はちがってくる。
もっと頭をスッキリさせたければ、軽く運動することだ。とくにおすすめなの
が、その場で軽くジャンプすること。爪先が床から離れるか離れないかぐらい
でトントンと跳ぶと、肩こりや首のこりも解消し、頭もスッキリしてくる。
【たんぱく質は、なぜ元気の源なのか?】
スポーツ選手は試合の前日から、おにぎりやスパゲティ、うどんなどの炭水化
物を中心にとる。炭水化物は消化されるとブドウ糖に変わり、運動エネルギー
のもとになるからである。
一方、試合後は、肉や魚、大豆製品などでタンパク質を補給する。疲労をすば
やく回復させるには、良質のタンパク質が欠かせないからだ。ふだんなにもし
なくても疲れやすい人は、このタンパク質が不足していることがある。
肉や魚、大豆製品などを食べると、胃から小腸で消化・吸収されてアミノ酸に
分解される。このアミノ酸は、門脈を経て肝臓へいくが、ここで人体に欠かせ
ないタンパク質に変えられることになる。
皮膚や筋肉、内臓、さらに血液からホルモンに至るまで、体の組織はすべてタ
ンパク質でできている。そのタンパク質が不足すると、体内のバランスが崩れ、
疲れを感じやすくなるのです。
ちなみに、大量のお酒を飲むと、肝臓ではタンパク質の合成よりもアルコール
分解を優先する。その結果、体内にタンパク質がいきわたらず、疲れやすくな
る。つづけて大量の酒を飲むと、疲れやすくなったり、また疲れがとれなくな
るのはそのためです。
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