
【今月の言葉】 創始者丸山敏雄は昭和二六年一月号の新世の「早起」からの抜粋のつづきです。
「朝起きは繁栄の第一歩」これはつくり飾りの標語ではありません。真実、喜んで実践した会友が、その光明に人生が開ける。健康な肉体に立ち返る第一歩、それは、皆早起きからであるのです。(早起きされている方から直接伺えばハッキリわかることです。)初めの頃は、朝早いので、夜早く寝なければと、その方にも気をつけていましたが、日がたつにつれて、夜寝床に入るとき、早いとか、遅いとか、そんなこと一切考えず、今日も一日、無事に働かしてもらった。健康で世のために、働かしていただくことが、何とも言えぬ喜びとなってきます。
早起きの秘訣? そんなものあるものですか、ただ「やれば出来る」のです。さあ明朝から早く起きるぞ、と決めて起きたらよいのです。私が最初に朝起きしたのは、そうでした。決心のしようなど、あるものではありません。ただやるだけです。難しいぞ、など思うから難しい。始めるとなれば、何もかもありません。
何の不安ももたぬことです。眠りとは、何時間とらねば行けないという窮屈なものでなく、与えられた時間をぐっすり眠ればいいのです。