1月24日モーニングセミナー(有)ミティー企画 代表取締役で、当倫理法人会幹事 中室善博様の特別スピーチ。
「不透明な今、何をする時?」
三重県尾鷲市の出身で、18才の時に寿司屋の仕事を継ぐのが嫌で、サラリーマンに憧れ名古屋に出て来た。しかし、学歴で待遇が違ったりして、夢と現実に失望し現金商売で手軽にできると思い、親には内緒で9月から美容学校に通い始めた。しかし、インターンに出るためにどうしても親に話さなければいけなかった。怒られると思ったが、親はすんなり了承してくれびっくり。
接客に尾鷲なまりが出てしまい、小さな子どもに変に思われそれがトラウマとなって言葉のコンプレックスを持ってしまった。引っ込み思案な私でも、経営者となると、どうしても人前で話さなくてはならなくなり・・・・困ったことではあったが”これも持ち味か”と思えるようになってきた。
偉大な経営者は要するに
1、コンプレックスを味方にして来た!
そうすることによって、結果的に人を味方にする。
そして、私も倫理を学び始めて日が浅いが
2、倫理は己の器を大きくするための道場である!!
と私なりに思っている。器を大きくするには「器」の字には四つの口(升 マス)があるように[素直][行動][感謝][プラス発想]の四つの口を大きくすることである。素晴らしい経営者の性格をみると共通点は、〈声が大きい〉〈明るい〉〈素直に動く行動力〉を持っている。
事業の上ではあらゆる戦術にビジョンを掲げ戦術を打ち続けなければいけません。しかし根っこの部分は社長の人間像にあると思います。(図参照)
これまで培って来たことで《人生観》《人間観》《仕事観》《哲学》《思想》が、しっかりしていなくてはなりません。
人を教育することはとても難しいことですが、常に
3、人材を人財とせよ!!!
としていかなければなりません。やっと育ったと思ったら退職してしまうことも多々ありますが、諦めてはいけません。諦めたら終わりです。
また、戦略には
4、『理念』は見直しが必要!!!!
理念とは理想を念ずることです。そして「天もうなずき、他者も喜び、己(会社)もよし」とすることです。己だけを良しとした理念は必ず罰が降りることは、世間をみてみればわかることである。サービス業には営業力と人間力+「接客力」に心を注ぎ。一般の会社は営業力と人間力+「技術力」に心を注ぐことである。
苦労をされてこられた中室善博様のスピーチには説得力がありました。
ありがとうございました。