2月14日の高木繁行参与のモーニングセミナーは「純粋倫理セミナー」《心と魂》。
「心」とは、生きる働きであって、何処にあるかわからないが、五官(目、耳、鼻、口、皮膚)によって感じ、わかるのである。そして、今までに培ってきた知性や理性・感情によって動くようである。それらは他動的であり、運命的人生観であり、二元的であり、与えられて環境に左右されるのでその世界観には、差別・対立があり有限・無常・不公平・不情・争い・不自由・不安「苦の娑婆はままならぬ浮世」とも言われ、これではどう見ても幸福になり様がない。
では、「魂」とは何だあるか考えてみよう。いのちと心があって「魂」となり、それこそわからないものである。肉体を創造し、肉体を生かす働きがある。他をいじめれば自分もいじめることになり、他を喜ばせれば自分も喜ばせるように、自律神経の働き遺伝子の心ともいえる。そこには自他の区別がない。想像と事実の区別もない。だから心配した通りになる。一元的であり、万象は神の発顕、世界は神の顕現(栞17条)であるから、すべてよいのである。だからといって宗教的ではなく、実践すればわかることである。全一統体の原理は実践すれば実証されることである。それが心身相関・彼我一体・物心一体・我境一体であるから苦難福門が実証される。幸福にはいる門がある。
自分の考えは誰でも、正しいか当然か、やもう得ないと思っているが、周りとの愛和の生活に心掛ける。家庭環境と事業環境も同じであるから、家庭環境を良くすると事業も良くなる。我境一体、すべて自分と思う(純一界)。自分のためではなく、国家のためにと思ってやると環境が変わる。
「心で生きるか」「魂で生きるか」で幸か不幸が決まる。大宇宙生命におまかせである。
どうですか!この奥深い真理をお解り頂けましたでしょうか?