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サンデーモーニングセミナーに時局社の岩月隆人様
7月26日サンデーモーニングセミナーは(株)時局社 代表取締役会長 岩月隆人様を講師に向かえ、テーマ「リーダーに求められるもの」〜支えていただいた数々の言葉〜。
テーマとは外れますが、今回の不況については、今までのような不景気のように何年後には今までのように回復するということは無いであろう。まず、この二年間は駄目と思っています。今回の不況になってから、今までに出来たことは、人の整理と在庫の整理であるが、これからが大変である。価格競争が進むのであれば、人件費抑制にため現地生産がすすむ。この暑さで、電量需要はクーラーの使用量は伸びても、重要な産業用の使用量は昨年より減っているし、生産調整はまだまだ続いている。あの時の好景気に戻ることは無く、10年後には、自動車のハイブリットや電気駆動重視となり、製造ラインも違ってくるものになって来るでしょう。ということは、部品も違ったものになってくるということです。 モーニングセミナーの唄の歌詞や、「万人幸福の栞」を読ませていただくと、これからこそ、倫理法人会の精神が求められてくる時代になってくる。と、永年経済界を取材され、倫理法人会の必要性も語られました。 (このレポート記事では全部を書ききれませんので、要点だけにします。是非、モーニングセミナーに参加され、有意義な講話を直接お聴き下さい。) 今回話しは、雑誌の取材で各界の著名な方々の取材で得たお話をさせていただくだけです。 30年前に時局に入社して間もない若僧の頃、緊張して中部電力の加藤社長にお会いして、いろいろ話そうとした時に言われた言葉が、「若いうちは人から話を聴くことである」と言われ、聴けばいいのだと緊張感がとれたことを覚えている。安部晋太郎氏も、記者の頃人から話を聴いてきたから良かったと話されていた。グループのリーダーになると、人からの話を聴かなくなるから、自戒したい。山本五十六が「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず」の言葉のように、悪いところを指摘できても、ほめることを知らないリーダーが多い。ほめて伸ばすのは早い。 「人」ひと「二」に「│」しんぼう「ハ」は「一」一番、と書いて「金」になるのです。「金」に字の部位は、「人」「二」「│」「ハ」「一」。商売は、「人には辛抱が一番」で、「金」になり、スポーツ選手は「金」メダルになるのです。 西濃運輸創始者、田口利八氏は、苦しい時でもリストラはしなかった、グローバル化がすすみ退職金積立制度だが行き詰った時でも、従業員のリストラはしなかった。全社員を前に、「大変苦しい時だが、皆さんには働き続けてもらう。しかし、ボーナスは払えない。」とはっきり述べ、雇用を守った。田口氏が大切にしたものの、一番が従業員。二番が医者。三番が僧侶(経営者は淋しいもので、和尚の話を聞き癒しの場とした。)四番が弁護士(法律のことを知らないから)。五番が自分にとって悪い情報。 日本の企業がリストラをする場合、高齢者からすること多いようだが、アメリカ進出して永い、マキタの社長か伺った話では、「一見冷酷そうに見えるアメリカ企業のリストラは、勤続年数の浅い人からする。しかし、日本の企業は貢献度の高い人からリストラをする。若いうちはまだ働き先が探せる。」貢献してきた人を大切にする風潮も大切です。 わが社の社員から、記者として一番大切なものは何かの質問に、すぐに答えられなかった私は、一晩考えて「笑顔」と答え、笑顔で得した面もある。松下幸之助氏に尋ねたときは、さすがにすぐに答えが返ってきた。「反省すること。床について休む前に、今日一日を反省し、失敗を二度と繰り返さないようにする。それが学ぶことより大切である。」 臨済宗大徳寺の立花大亀老師にお会いした時に伺った一番大切なものは、「ありがとう。と、ごめんなさい。が言えること。」何度言われても困ることは無い。それを半年先、一年先でも言えていますか?そのことにより相手から信頼されるのです。 施しの大切なものに笑顔の「笑顔施」があり、他に、財施・身施・法施があります。 財施は、字のごとくお金を出すことです。 身施は身を切って施すことです。家族に施す。自分の身体を使って施すことです。最近は、家族に施すことができなくなっている。コンビニ弁当ではなくて、自分の子供や主人に弁当ぐらい作ってあげなさい。気を遣ってあげなさい。 法施は、法話のことで、良い話は人に話してあげる。よい話を聴いたら自分だけのものにしない。自分の失敗も話してあげることにより、相手が失敗しないようにする。 武原はん、の言葉に「掛けた情はすべて水に流せ、受けた恩義は石に刻め」とある。これもとても大切なことで、恨み辛みも水に流してしまうことである。 戸塚弘ヨットスクール校長の理論に「人も動物も、雄が強くなくてはならない。ボスはボスとして、下を見てくれるようなボス役がいる。」 姜尚中(かん・さんじゅん)氏は、今の経済環境で経営者は、5年先を見ると失敗するといけないので、半歩先を見るか歩くぐらいで良い。そして、楽しく働けること。好きなことなら給与が安くても働く。 、
by 7584tyuo
| 2009-07-28 08:15
| サンデーモーニングセミナー
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