10月7日のモーニングセミナーは生物性心理学チーフトレーナー 豊福桂司様を講師に迎え「生き活きライフ」をテーマにお話しくださいました。
生命科学者、蔵本天外氏と出会い、蔵本氏から教えて頂いたことをお話しして行きます。心理学というと解り辛いところがありますが、それを解りやすくするために物理の面から見て行く心理学と思って下さい。
日本では「言霊」というように、感性も言葉や言語として人は持っています。「これが欲しい」とか「美しい花」と直接的に言葉で表現できるのも人間だけです。
話していることばでの「言葉」と「言語」の違いは、「言葉」⇒暗記、「言語」⇒意味・内容。「いいくにつくろう鎌倉幕府」とは暗記しているだけで、鎌倉時代のことは解っていないので、「言語」ではなく「言葉」である。「さようなら」という別れの言葉で持つ印象は、別れる淋しさがありますが、「さようなら」の本当の意味は、「さようならばまた会って話をしましょう。」と言った言葉が短くなって「さようなら」となっただけ。「おはよう」の本当の意味は、朝早く暗いうちに起きて門を開き、そこに人がいてビックル「お!早やくから、ようがんばっているな〜」の意味。言葉の意味を知ると⇒言語になる。ですから「さようなら」の本当の意味を知って話すことによって、自分の気力も上がり、それを聞いた相手も気力をよくなる(その人体実験も行いました)。
時間が無いので、重要な部分だけ話進めます。
「成功」とはなんですか?お金持ちになることが果たして「成功」でしょうか?「成功」とは⇒全ての法則を識り(知識として知ること)、意識が無意識をコントロールできる心理状態。意識とは自分の考え方によって行動していることで、それを練習することによって、イチローはジンクスを持っていて意識してジンクスの法則を利用し、それを無意識のうちの行動ができるようになっている。「意識」は考え方であり、「無意識」によって行動をとっている。ですから、意識が無意識をコントロールできるようになるのです。
では、「本気」とは何でしょう?「本気」は本然の気力であり、宇宙の流れである。例えば、地球はマッハ1.6にスピードで回転しているが、慣性の法則によって、宇宙に投げ出されることなく、今ここに止まっているという、宇宙の流れがあります。
本然は⇒自然となり⇒必然⇒当然となる。(ホワイトボードの覚書きをご覧下さい)
本然とは⇒生成と還元(生き物が自然生まれ、自然に還って行くこと)⇒そこから最終価値を見いだし、それが安らぎとなるのです。
自然は⇒原理⇒快と不快(共感できないだけ)がある⇒目的となり、それには、達成感や満足感や幸福感を味わうことができ、自らの内なる、内的報酬となるのであります。これをゴール設定と言い、自らの課題となるのです。
必然は⇒法則ですから⇒喜怒哀楽があります⇒それが目標であり、それには地位・名誉・財産・成績等がえられます。それは外的報酬であり、目先の目標設定であります。それが問題意識となります。
当然は⇒現象であり⇒情操感情がともない⇒やるべき事なのです。
オリンピック選手の目標は金メダルだあったりしますが、ただ金メダルが欲しいだけであるのならば、お金を出して作ったり買ったりすればよいのですが、??そうではないはずです。内的報酬の達成感を得たいからではないでしょうか。ですから、私たちは、目標設定をして問題視してしまいますが、本来はゴール設定の目的を課題として持つ「意識」が大切なのです。(それを、身体がどう受け止めているか、現象確認実験を実際に行ってみました。)
私たちは、常に自分にも相手にも役に立つ意識を持つ事です。それが、人に役立つ事です。
今回は、人体実験を含め、目からウロコのお話しでした。