12月2日のモーニングセミナーは、名古屋市南倫理法人会 会員・加藤電気管理事務所 代表 加藤 智康 様を講師に迎え、テーマ『おかえし』。

検診で胃ガンが発見され、医師は初期なのですぐに治るとの判断で入院。ガンの手術は成功したが、嫌な感じがしたと思っていたら、院内感染で風邪の菌におかされ、体力がどんどん衰え会話も出来なく、視力も落ちて暗闇の中でどうなのかと不安に思うと、光の中でバイクでリヤカーを引いた父に出会い、乗せてもらおうと思ってもなかなか乗れない。そんな闇から何とかこの世にもう一度戻された。しばらくして、酸素マスクが外せるまでに回復したが、外した時のこの世の空気の不味さに驚いた。また、最初の食事で、盃半分ぐらいの重湯が喉を通る時の感動は今でも忘れられない。生きている感動。生きていくためには、世の中に良いことをしていって欲しい。
身体は自由に動かなくても、発明は出来る。得意の電気の分野を活かしセンサー付きの盲人用の杖を発明した。視点を変えると、世の中におかえしである。発明をするには概念を破らないと発明が出来ないと教えられ、ミラー付きの便器を考えたが失敗。発明は物の欠点をなくせばいいと、今も考えています。
最後に一言「親を大切にして下さい」